社員紹介

2014年入社

制作部

Takuya.I

成長できる職場環境が
クリエイティブを促進する

仕事内容について教えてください

個人の成長はいつか会社の利益になる

各制作チームが担当する物件の動向を確認し、現場が円滑に進行するように舵取りをするのが私の仕事です。主にプロジェクトに対する懸念事項の抽出とアドバイス、原価管理のフォローのほか、チームが無理のない時間配分で業務を遂行できているかの勤怠管理を行います。このとき担当者の実力が最大限に発揮され、それぞれの成長につながるような業務配分ができているかのチェックも行います。部下を束ねる立場となった今、もっともうれしいのはその部下が褒められたときです。中にはクライアントから仕事ぶりを評価され、その後の案件で直接指名を受ける社員もいるのですが、クライアントから「やっぱりあの人に担当してもらって良かった」という声を聞いたときは、これ以上ない喜びを感じます。内装施工は取り扱う金額が大きいため、失敗したときのリスクやプレッシャーは常につきまといます。私自身も若手の頃は、金額交渉や見積もりなど原価管理のコツを掴むまで相当苦労しました。原価管理はコストダウンだけでなく、安全で作業しやすい現場の環境づくりや、現場の士気の向上にも関わることなので、これからも徹底的にフォローしていきたいですね。

仕事をする上で心がけていることは?

設計者やデザイナーの意図を汲みながらデザインを具現化

これまで担当したプロジェクトでもっとも印象に残っているのは、愛知県にオープンしたライフスタイルショップの施工です。もともと付き合いのあるデザイナーとのお仕事だったのですが、最初にデザイン画や基本図をいただいてから以降の制作物に関するディティールの納め方や作り方を任せてもらうことができました。もともとデザイナーが求めるものを具現化することには自信があったのですが、このときに一任されたことでこれまで培ってきたものが評価されたと実感することができました。デザインを具現化するためには、そのデザインが何を意図して、どのようにして作られようとしているのかを理解しないといけません。施工管理をする上で、デザインを知ろうとする探究心も必要だと、私自身は感じています。さらに物件の規模が大きくなると、内装とは異なる分野の知識が必要になることもあります。知識や経験を補う作業は簡単ではありませんが、ひとつひとつ乗り越えていくことで確実にスキルアップにつながります。そういった意味で、幅広い業務を行うベネフィットラインは働きがいのある会社だと思います。

ベネフィットラインに入社した理由は?

数多くの設計者のデザインに触れられる

高校生の時にテレビで特集されていた海外デザイナーの作品を見て、デザインに興味をもつようになりました。専門学校ではインテリアデザイン工学を専攻し、ゆくゆくは設計事務所やデザイン会社に就職することを考えていました。その気持ちが変わったのは、とある施工会社に研修で訪れたとき。仕事内容を見ていくうちに「より多くの設計者と関わる施工会社であれば、色んなデザインに触れられるのでは?」と思い、この業界で働くことを決めました。ベネフィットラインに入社したのは2014年。前職は内装業界の大手ということもあり、労働環境や条件面でとくに不満はありませんでしたが、組織が大きすぎるため今後のキャリアアップに多少の不安はありました。当時のベネフィットラインは今よりも規模が小さく、これからアパレルや商業施設にも進出していくという状況でした。そんな伸び代のある会社で、自分の経験を生かしたいと思ったのが転職を決めた理由です。社内の雰囲気が良く、自分の意見が上に伝わりやすそうだと感じたことも後押しとなりました。

どんな仲間と一緒に働きたいですか?

向上心があって、主体性をもって働ける人

向上心のある人や、会社の生産性を上げる意識のある人と働きたいですね。私自身もやる気のある部下が切磋琢磨できるように、それぞれが主体性をもって仕事ができるような環境を作っていきたいと思っています。新しくチームに加わったメンバーに対しては、現場から帰ってきたときには声をかけ、自分からコミュニケーションを図るように心がけています。若い頃はどうしても萎縮してしまい、相談したくてもできないこともあります。もちろん私にもそういった経験は何度もあります。人と人の間にある垣根を取り除くのも、私にとって大切な仕事。その上で重要なのがワ―クライフバランスの充実です。時間に余裕がないと、心にも余裕が生まれませんからね。私自身も仕事とプライベートにメリハリを付けるように努力し、家庭では子育てにも積極的に参加しています。大手からの転職ということで当初は不安を感じていた妻ですが、今では「家族と一緒に過ごせる時間が増えて良かった」と、転職したことを喜んでくれています。

将来のビジョンを教えてください

部下の成長によって、会社の生産性を上げる

会社の生産性を向上させるようなポジションに就きたいと考えています。生産性を上げるためには、部下ひとりひとりの成長が欠かせません。具体的には半期ごとに面談をし、各担当に「半年間でここまでできるようになって欲しい」という目標を設定します。それに対して私自身は、そこまで成長させるためにどう働きかけるべきかを考え、それぞれの力量を見極めながら成長をスムーズに導きます。そうしたマネジメントによって組織がうまく回ったときは、私自身の評価にもつながるはずです。業界で一目おかれるような組織へと成長するには、優秀な人材を確保し、育成していくことが大事なんです。内装業はハードなイメージがあるかと思いますが、昨今はゼネコンを筆頭に労働環境がかなり改善されています。私がそうしてきたようにインテリアに興味のある人は、より幅広いデザインに触れられる施工会社に入って、さまざまな感性を吸収してみるのも良いのではないでしょうか。